ハンディの仲間、スタッフ、そしてサポーターの皆さんに―― ノアの「家」と出逢う全ての人の心に温もりの灯りを
 代表理事 伊藤 輝男
「社会の中で弱い立場にある方、その中でも訪ねてくれる家族や友を持たない方たちのために、温もりの感じられる家庭を創りたい。」
東条湖の家はそんな想いから誕生したホームです。初めはたった一人の仲間と私たち家族の共同生活からスタートした小さな家が、2010年には20周年を迎えることが出来ました。
これまでに迎え入れたハンディの仲間は8人になり、家は2軒に増えました。
彼等の友となり、共に歩んでくれた国内・外からのアシスタントやボランティアの皆さん、そして様々な形で温かいご支援を下さった全国のサポーターの皆さんのお陰で、この家は、私が当初想い描いていた以上の家に成長していったように思います。
ハンディの仲間との日々の中で、私達も彼らから、たくさんの眼に見えない贈り物をいただきました。この現代に孤独を抱えて生きるのは障害を持つ人も持たない人も同じなのかもしれません。
エヌ・ピー・オー ノアの活動は、人と人が共に与え合い、赦し合い、お互いの存在を喜び合う。福祉の枠を超えた活動といえるかもしれません。
これからも、この家と出逢う全ての人の心に温もりの灯りがともる。そんな家であり続けて欲しいと願っています。
22年目を迎えた東条湖の家
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